2018年 08月 05日
暑い日々 |
7月は雨が降ったのは6日だけで後は1日も雨が降っていない。
そして気温は毎日35度前後。
身延山は山の中だから涼しいかと思いきや、とっても暑かった。
身延山には高校と大学が併設されている。
母のためにも高校生のお坊さん(?)が6人、先生のお坊さんと一緒に読経してくれた。
とても可愛い感じがした。
弟夫婦と父と同じ車の中で、同じホテルの同じ部屋で過ごした二日間はとても楽しかった。
きっと一生の思い出に残るだろう。
昼ご飯の時、5人で座れなくて3人と2人に分かれることになった。
父ははじめ弟夫婦と向き合っていたのだが、くるりと向きを変えて私たち夫婦の方に座った。
その瞬間、父の心の中のわだかまりの深さを感じてしまった。
両親と同居するということはそれほどに大変なことなのだと思う。
特別大げんかしたわけでなくても、毎日のささいなことの積み重ねの愛を問われる気がするから。
身延山から帰ってきて父は日に日に弱ってゆく。
病院も4週間置きだったのが、1週間に1度、4日に1度となっている。
毎日私の家まで歩くこともできなくなって、私が父の家に三度の食事の度に行って一緒に食事をしたりしていた。
父はがまん強く自分の身体と向き合っているように思う。
でも、身延山へ行く前はもっと元気だったので父は私たちを驚かせた。
自分で自分の車パジェロを運転してプリウスの中古車をを買ってきたのだ。
私なんかが掌に入るICレコーダー1つを買うのに、店員さんにいろいろ聞いて確認して時間をかけて購入するのとは違う。あっという間に(多分)決めて、88歳なのに車を買ってきた。
えっ?!危ない。そんな人に車を売る???と思ったけれども、必ず私が同乗して運転している。
父は車に乗るときはうれしそうである。
でも、これまでの車と違う。
バックギアの入れ方も分からなくておろおろしていたりするので本当に心配。
バックの技術そのものはまだ私より上手かもしれないけれども・・・
by pompom518
| 2018-08-05 05:16
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