2020年 08月 26日
父、再び入院 |
きのうの朝、父は突然歯が痛くてたまらないから歯医者へ行って歯を抜きたいという。
車椅子の父は自分で歩かないけれども
出歩くのがとても好きだ。
でも、正直私は大変。
殺人的な暑さの中、90歳が出歩くなんてダメと言っても
クーラーのきいた涼しい部屋にいる父には理解しがたいのだろう。
とにかく歯が痛くて朝ご飯も食べられないというので
鎮痛剤カロナールを2錠飲ませる。
少ししたら治まったよう。
歯医者さんに電話すると、時間をやりくりして12時頃に家に来てくれるという。
それで、ももちゃんここちゃんのお弁当を作り
12時を待つことにする。
歯医者さんは慎重にレントゲンまで家で撮影・現像して
リスクを考えつつ歯を抜くことにする。
父は自分の車椅子に座ったまま歯医者さんでするのと同じ治療を受けられた。
それで、私もほっとした。
父は朝から機嫌が悪くて困っていたので本当に助かった。
ももちゃんとここちゃんのお弁当に愛をいっぱい詰め込んで・・・。
(この画像が小さくできない、ごめんね。)
ところが今日、医科大へ行くとリウマチ科の先生は血液検査がとても悪いという。
即入院です、という。
炎症反応値がとても高いしカリウム値が高いという。
炎症反応というのできのう抜歯したことを伝え、
カリウム値はいつも高くて気を付けていることを話した。
先生は感染症かもしれないので、厳重に気を付けてCTを取るという。
問診の中で私の息子が大阪にいること
夏休みに帰ってきていたこと
大阪へ行って2週間以上たつことを話したために
父は急にコロナ患者になってしまった。
父の熱は36度4分。
私は診察室の前でずっと待たされた。
朝からお昼ご飯も食べずに2時半まで。
とても心配したけれども
父がコロナに感染したとすれば感染経路不明だと思った。
CTの結果は肺に感染症の異常はないし
肺炎にもなっていないとのことだった。
もう、本当にびっくりさせるんだから!
でも母の時と同じことのような気がして悲しくなった。
待っている間に考えた。
私は毎日父のために最低6時間は使っているけれども
朝ご飯も昼ご飯も夜ご飯も父と食べて、
時々夫やももここちゃんも一緒に食べているけれども
それでも父の孤独は癒されないのではないかと。
私はきっと父に寂しい思いをさせていると思った。
私の愛は全然足りない。
神様は罪を気づかせて下さる方だということを思った。
退院したら父が嫌だと言っても私の家に連れてこようかと思う。
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by pompom518
| 2020-08-26 00:37
| 在宅介護
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